動物保全飼育専攻｜仙台ECO動物海洋専門学校

エコ・テクノロジー科

動物保全飼育専攻

Animal Conservation & Husbandry Major（高度専門士申請予定）

4年制

目指せる「職場」

● 動物園
● サファリパーク
● 動物テーマパーク
● 動物保護団体
● 観光牧場
● ペットショップ

目指せる「仕事」

● 動物飼育員
● サファリパークスタッフ
● 動物保全スタッフ
● 観光牧場スタッフ
● 動物保護団体スタッフ
● ペットショップスタッフ　／他

仙台ECOだからできる！

Point1

動物保全のスペシャリストから学べる

ボルネオ保全トラスト・ジャパン
理事長　黒鳥英俊氏

東京都恩賜上野動物園や多摩動物公園に勤務し大型類人猿の飼育を主に担当。2008年よりボルネオ保全トラスト・ジャパン理事、2010年より上野動物園で学芸員として教育普及や広報業務に携わり、2016年から日本オランウータン・リサーチセンター代表理事を務めている。

一般社団法人
野生生物生息域外保全センター
代表理事　本田直也氏

円山動物園の飼育技術者として26年間、希少種の飼育・保全やさまざまな飼育展示環境デザインに携わり、2022年に独立。飼育技術者の立場から希少野生動物の保全に取り組む一方で、ハビタットデザイナーとしてデザイン学の観点から動物園、都市園芸のコンサルティングも実施している。

Point2

動物保全の第一線の施設で学べる

那須どうぶつ王国

野生動物や環境の保護・保全・啓発に力を入れており、ライチョウ、ツシマヤマネコなどの生息域外保全をはじめ、「ボルネオ保全プロジェクト」を発足し、東南アジア・ボルネオの環境保全にも取り組む。希少野生動植物種の保全活動に取り組んでいる施設のうち、一定の基準を満たす施設を環境大臣が認定する「希少種保全動植物園」に認定されている。

一般社団法人　
野生生物生息域外保全センター

環境省、研究機関、学校法人、自治体などとの連携の他に、（公財）日本動物園水族館協会生物多様性委員会や札幌市円山動物園との間で、野生生物の生息域外保全に関する包括連携協定を締結。タカネヒカゲ八ヶ岳亜種、アカモズ、キタサンショウウオ、ニホンザリガニ、アジア産希少カメ類、ミヤコカナヘビなどの生息域外保全に取り組んでいる。

絶滅危惧種の未来を支える人材になる

私たちの暮らす地球では、数多くの動植物が絶滅の危機に瀕しています。日本だけで見ても3000種を超える動植物が絶滅危惧種と言われている現在において、「私たちにできることは何か」を日々考えていきます。本専攻では、生き物たちが暮らし続けられる環境作りや、生き物たちをサポートする保全事業、生き物たちの現状を広く知っていただく普及活動など、さまざまな場面で活躍できる人材になるために必要な知識や技術を学ぶことができます。

充実したカリキュラム

代表的なカリキュラム（例）

※カリキュラムは変更になる場合がございます。※写真はイメージです。

動物飼育管理

動物の適正な飼育管理ができるよう、餌や飼い方、特徴、習性、疾病などを学び、飼育管理を実践します。
動物福祉

動物のQOL（生活の質）向上をテーマに、行動分析や環境エンリッチメントについて学びます。
生息域内保全

動物が生息している環境について学び、環境を維持・改善できるための保全事業について学びます。
生息域外保全

日本の動物園で現在行われている生息域外保全活動について学びます。
動物繁殖生理

雌雄の違いや繁殖に関するメカニズム、繁殖行動、遺伝などについて学びます。
法律・条令概論

動物愛護法などの法律や地域ごとの条令、ワシントン条約など、海外との輸出入や規制について学びます。
繁殖育成概論

繁殖後に育児放棄や、幼体の成長不良があった場合に備え、人工保育や人工育雛ができる知識を身につけます。
グローバルコミュニケーション

英語力に合わせてクラス分けし、少人数で日常英会話について学びます。

目指せる「資格」

■愛玩動物飼養管理士
■ECOアニマルコーディネーター検定
■生物分類技能検定
■プロジェクト・ワイルド・エデュケーター
■コミュニケーションスキルアップ検定　／他
※資格の詳細は2026年度入学案内パンフレットP.58をご覧ください

Wメジャーカリキュラム

入学した専攻（メジャー）に加えて、希望する科目を選択し、追加学費無料で受講ができる。それが「Wメジャーカリキュラム」というシステムです。一人ひとりの夢や目標、興味の対象に合わせて、他分野の授業が受講可能。幅広い分野から学んでスキルアップでき、進路の幅も広がります。

組み合わせはいろいろ！最大2科目まで選択可能！

動物保全飼育専攻

例

Wメジャー

ペットファーストエイド

絶滅危惧種への知識を深め
動物達の未来を支える人材を目指す！

詳しくはこちらから

国際社会でも活躍できる語学力を身につける英会話（1年次~4年次）

学生一人ひとりの英語力にあわせてクラス分けを行い、段階的に学ぶことができます。

「たくさん話せる」をテーマにクラスは少人数制
ネイティブスピーカーの先生とお話しながら英語力を身につけよう
動物や自然に関わる専門的な英語も勉強します

海外語学留学

3年次よりオーストラリアへ約6ヵ月間の語学留学に参加します。世界を舞台に活躍する人材へ成長するために、実践的な語学力を身につけます。

※国際情勢や感染症の動向により、外務省および渡航先国の状況を踏まえ、安全安心を第一とし、実施期間や行き先の変更、または催行の有無を検討する場合もございます。
※実施期間や行き先は2021年11月段階での予定のため、変更になる場合があります。

動物保全飼育専攻のオープンキャンパスを見る

どうして4年間学ぶの？

動物・自然環境業界で活躍する為の
基礎知識・技術

実学教育
人間教育
国際教育

次世代の動物・自然環境業界で
求められるスキル術

テクノロジー
の知識
マネジメント力
語学力

求められるスキルが増えたから、
学ぶ時間も自然と増える！

1年次動物・自然の専門知識

動物・自然環境に関する基礎的な知識・技術を身につける。
Microsoft Azure 講座でテクノロジーを学ぶ。
3年次からの語学留学に向けて、英語レベルに応じた英会話の授業がスタート。

2年次発想力・応用力

動物・自然環境とテクノロジーを融合したさまざまな事例を実際の現場を知ることで知識として身につける。
1年次に身につけた専門知識を活用し、業界が求める企画力や発信力を身につける。

3,4年次実践力・語学力

産学連携プロジェクトを通して、動物・自然環境分野におけるマネジメント・マーケティングに関する課題を企業様からいただき、課題解決に向けた具体的なプランニングを行う。
3年次前期より約6ヶ月の語学留学に参加。

※実施期間や行き先は2022年11月段階での予定のため、変更になる場合があります。

4年制の特徴

POINT01 テクノロジーに関する知識を身につける

AIの基礎知識

機械学習や人工知能に関連する基礎知識を学び、Microsoft認定AzureAI Fundamentals資格の取得を目指す。
【対象専攻】
4年制全専攻

ドローン実習

ドローンの操縦・整備技術を習得し、その活用方法について学ぶ。
【対象専攻】
アニマルトレーナー＆インフルエンサー専攻

動画制作

デジタルコンテンツの制作や演出の方法を学ぶ。
【対象専攻】
ペットマネジメント＆ホスピタリティ専攻

POINT02 語学力と国際感覚を身につける

少人数制英会話

個々の英語レベルに応じた少人数制クラス。講師やクラスメイトと英語でコミュニケーションを取り、総合的な英語力を身につけていく。

海外オンライン特別講義

海外の業界のプロによる特別講義を実施。海外ならではの知識や技術に触れ、グローバルな視点を身につける。

海外留学

3年次よりオーストラリアへ6ヶ月間の語学留学に参加。

POINT03 企業プロジェクトで実践力を身につける

企業や施設から課題や要望をいただき、プロと共にその工程や現場を体験。

STEP 1

オリエンテーション

企業からの要望を把握し、条件を理解する。
STEP 2

コンセプトワーク

グループでアイデアを出し合い、企画を作る。
STEP 3

プレゼンテーション

アイデアを企業に提案し評価をいただく。優秀な作品、企画は商品化もしくはイベント化される。
STEP 4

商品化、イベント運営参加など

商品販売やイベント運営に携わることで、実践力や現場力を養う。

企業プロジェクト例

イベント

tbc 夏まつり

連携企業・施設／tbc 東北放送

tbc 東北放送様の夏まつりイベント会場にて、カピバラ等の学校動物のふれあいイベントを行いました。来場されたお客様や動物たちの安全にしっかり注意しつつ、動物とのふれあい方のレクチャーやお客様からの質問にお答えし、動物とのふれあいを通して命の大切さを伝えました。

イベント

スマイルグリコパーク　移動動物園

協力／群馬サファリパーク

楽天生命パーク宮城内にある“スマイルグリコパーク” にて移動動物園を実施し、パークを一緒に盛り上げました。動物展示以外にも、ウサギやモルモットのふれあい体験やアルパカ・カピバラへの餌やり体験などを行いました。普段の学校動物の飼育を通じて培った技術で、多くのお客様に動物の魅力を発信できました。

共同研究

ミナミイワトビペンギンの
趾瘤症（しりゅうしょう）研究

連携企業・施設／仙台うみの杜水族館

ミナミイワトビペンギンの趾瘤症（鳥類の主に足裏に起こる炎症を伴う疾病）について、個体ごとにカルテを作成し原因究明に努めました。疾病予防に繋がれば、と個体ごとに趾瘤症と行動の関係性について自分たちで仮説を立て、経過観察した結果を発表しました。水族館の職員の方々のご協力のもと、貴重な体験をすることが出来ました。

社会実験

榴岡公園内のドッグラン企画

連携企業・施設／
仙台駅東まちづくり協議会・仙台市

仙台駅東まちづくり協議会と連携し、社会実験企画の一つとして、仙台市内公園初の取り組みとなるドッグランの運営をサポートしました。ルールブックや告知チラシ、SNS の立ち上げ、イベントの企画などを行いました。地域の方々とのコミュニケーションを大切にしながら、ワンちゃんとの暮らしをより豊かにするお手伝いをさせていただきました。

イベント